リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

スペインの快進撃の裏に……

産科暴力を性暴力の一種と認めたスペインで、今度は有給の生理休暇が認められた。

その裏には、女性閣僚の方が多いサンチェス政権の現実があるのかもしれない。現政権の写真、男性らしき人が8人、女性らしき人が14人に見える。

https://en.wikipedia.org/wiki/Second_government_of_Pedro_S%C3%A1nchez#/media/File:Segundo_Gobierno_de_Pedro_S%C3%A1nchez_(2021-07).jpg


スペインは2007年にすべての政党の選挙人名簿の4割を女性にするクォータ制を始めたという。
Electoral quotas that work | European Institute for Gender Equality

一部、仮訳する。

2007年、スペインは政党に対し、選挙のたびにすべての名簿に少なくとも40%の女性を含めることを義務付ける法律を採択した。この法律が有効であるためには、2つの特徴があります。1つは、違反した名簿は認められないという、効果的な制裁措置が盛り込まれていることです。40%という数字は名簿全体だけでなく、5人ずつの候補者グループにも適用されるため、当選できない候補者が名簿の下位に組織的に割り振られることを防ぐ仕組みになっているのである。