リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

2022-06-13から1日間の記事一覧

第2期妊娠中絶のためのミソプロストール膣内投与とゲメプロスト膣内投与の2つのレジメンの比較:無作為化比較試験

J Fam Plann Reprod Health Care. 2017 Oct;43(4):252-259. doi: 10.1136/jfprhc-2016-101652. Epub 2017 Apr 21. Comparing two regimens of intravaginal misoprostol with intravaginal gemeprost for second-trimester pregnancy termination: a randomi…

出産一時金50万円へ増額を 公明代表、子育て支援

産む人のためではない 誰の味方なのか見極めるべき 少子化で儲からないからと出産料金を医師が値上げして、それを補填するための出産育児一時金を吊り上げ、いったん一時金の増額が決まると、医師はそれを上回る料金に再び値上げ……がくり返されてきた儲かる…

中期中絶

忘備録 臨床婦人科産科 3巻11号 (1949年11月) ←前の文献 次の文献→ 人工流産に於けるアブレル氏法とブシー或はメトロイリンテル法の比較 小林 禮子 1 1東邦醫科大學病院産婦人科教室 pp.444-445 発行日 1949年11月10日 DOI https://doi.org/10.11477/mf.14…

泌乳乳牛のプロスタグランジン F2α に対する卵巣反応。臨床的最新情報(仮題)

日本の中期中絶で使われている薬は海外では乳牛に使われていた! 日本では「プレグランディン(R)膣座薬1mg」という薬が中期中絶に使われています。 製品仕様書はこちらです。成分はPGF2α、つまりProstaglandin F2αということです。 PubMedでProstaglandin F2…

日本産婦人科医会 第162回記者懇談会(R4.4.13) 妊娠初期における安全な中絶治療法について

【資料1】安全な人工妊娠中絶手術について この資料の作成者・講演担当者 日本産婦人科医会 常務理事(医療安全担当) 聖マリアンナ医科大学 産婦人科学 長谷川潤一 ホームページで調べた肩書等 教授 長谷川潤一 HASEGAWA JUNICHI 大学病院産科副部長、大学…

プレグランディン(ゲメプロスト)に関連する論文

Comparison of medical abortion with surgical vacuum aspiration: women's preferences and acceptability of treatment. - PMC 仮訳します。 目的--妊娠初期における薬による中絶と真空吸引法に対する女性の好みと受容性を評価すること。デザイン--患者を…

中絶について、ドイツはあなたが思うほどリベラルではない

euronews, By David Braneck - Updated: 05/11/2021 www.euronews.com仮訳してみます。 ヨーロッパで最も厳しい中絶法といえば、ポーランド、マルタ、サンマリノなどが見出しを独占しがちです。 しかし、進歩的なドイツでさえ、人工妊娠中絶をめぐる規制の抑…

自己管理中絶:医療関係者が知っておくべきこと

Bixby Center for Global Reproductive Health, UCSF マルコム・ポッツさんやダン・グロスマンさんが所属してらっしゃるセンターですね。Self-Managed Abortion: What healthcare workers need to know 過去10年間で、州議会は中絶へのアクセスを制限する何…

RCOGでは中絶の前に医師は患者を安心させる

ムンテラ? 大事です Best Practice for Safe AbortionRCOGが2022年3月に中絶ガイドラインを変更していました。 仮訳します。 医療従事者は、医療従事者から否定的な態度や批判的な態度をとられることに対して、顧客が抱いているであろう不安に気づくべきで…

#わたしたちの緊急避妊薬

プロジェクト成功とガイドライン変更のタイミングがおかしい? 【令和4年1月改訂】オンライン診療指針の改訂のポイント | ブログ | Our Eyes | TMI総合法律事務所3月5日に国際女性デーを記念して『性教育が、私たちの未来をどう変えるのか』のイベントを開催…