1975年から1985年までの日本の動き
国連は1975年を国際女性年としてメキシコシティで初の世界女性会議を開き、続く76年から85年を国際女性の十年(1990年より前の政府文書では「国際婦人年」「国際婦人の十年」)と定めました。この間に、各国は女性の地位向上のために様々な取組みを進めたのです。1979年には女性差別撤廃条約(政府訳では「女子差別~」)が採択され、81年から施行されました。日本も国籍法の改正、家庭科の男女共修、男女雇用機会均等法などの施策が進み、女性の十年の最終年にあたる1985年に滑り込みで署名しました。