リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

時事ドットコムが2007/01/22-13:43で配信している記事。

ゴミ袋から胎児の遺体=産婦人科医院が捨てる?−神戸市
 22日午前9時15分ごろ、神戸市灘区森後町でごみ収集作業をしていた市環境局の職員から「ごみ袋の中から赤ちゃんのようなものが出てきた」と110番があった。
 兵庫県警灘署の調べによると、ごみ収集場に捨ててあったビニール袋を職員が収集車に投げ入れたところ、はずみで袋が破れ、中から妊娠数カ月とみられる胎児の遺体が出てきた。袋にほかのものは入っていなかったという。
 ごみ収集場近くには産婦人科医院があり、医院の関係者が「女性看護師が誤って捨てたかもしれない」と話しているという。同署は、廃棄物処理法違反の疑いもあるとみて医院関係者から事情を聴いている。

いちはやく,asahi.comが続報を出していた。

ごみ袋の胎児遺体「間違って捨てた」 神戸の産婦人科
2007年01月22日22時19分

 神戸市灘区で22日午前、ごみ収集車の中のごみから胎児の遺体が見つかった問題で、胎児を捨てたとされる田辺産婦人科(同区)の田辺恭三院長(54)が同日午後に会見し、「火葬する予定の中絶胎児の遺体が入った袋を、家族が間違って生ごみと一緒にして捨ててしまった」と説明した。

 田辺院長によると、22日朝、同医院で妊娠14週の妊婦の人工中絶手術をした。院長は胎児の遺体と胎盤をポリ袋に入れ、消毒室の床に置いた。

 同医院は墓地埋葬法の規定通り、胎児の遺体を葬祭場で火葬する予定だったが、院長の母親(77)が胎児の入ったポリ袋を患者の出した生ごみと思って別の生ごみと一緒に紙袋に入れ、同日午前8時前、院長らが紙袋をごみ置き場に運んだという。

 田辺院長は「管理ミスがあって申し訳ない。二度と間違いがないよう管理態勢を再検討する」と話した。