リプロな日記

日本のアボーション(中絶と流産)にまつわる諸問題を研究しています

人生の最期をどう過ごしたいですか?

知人が本を出版しました。家庭のような病院を―人生の最終章をあったかい空間で

内容はこちらで紹介されています。

佐藤さんは高齢者介護施設で働く医師。スタッフと意思の疎通さえ取れないばかりか、寝返りさえ打てず「自分に見える景色」さえ変えられないない、その多くが認知症である高齢の患者さんたちの「尊厳を守るとはどういうことか?」と問い続け、彼なりの答えを見つけました。

この本自体は、わたしはまだ読んでいないのですが、高齢者の尊厳を守れるターミナル・ケア施設の構想は何年も前から佐藤さんが温めてきたもの。当初、佐藤さんが熱く語るその構想を、まるで夢のような話だと思いながらわたしは聞いていたものです。ところが、今年、ついにその夢が実現するとのこと。夢を追い続けて、それを実現させた努力と信念に敬意を表します。

わたしはアットホームな助産院の畳の上で子どもを産んだのですが、昨年、病院で父を亡くした経験に照らしても、アットホームな環境で最期を迎えられることに一種の魅力も感じます。

生命学、死生学、生命倫理学、高齢者介護、福祉等々に興味のある方に、ご紹介。