リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

コロラド、サウスダコタの中絶全面禁止提案、否決される

以下のNIKKEI NETの記事を見つけました。タイトルは「個別政策、36州で住民投票 中絶禁止案は2州否決」です。

 米大統領選に合わせて4日、36州が州ごとの政策を巡る住民投票を実施した。AP通信などによると、コロラドサウスダコタ両州は妊娠中絶の全面禁止につながる提案を否決。州財政均衡策の一環としてスロットマシン約1万5000台の設置を許可する案をメリーランド州が可決した一方、オハイオ州はカジノ開設案を否決した。

 全米で実施された住民投票は合計153件。大統領選では大きな争点とならなかった中絶や同性婚などの社会問題を問うものが目立った。(ワシントン=芦塚智子)(07:00)

世界の動向からして当然の結果とはいえ、結局、プロライフ法案は通らなかったわけです。オバマの圧勝で、今後のアメリカのリプロ政策転換が見込まれます。でも、はたして日本政府もそれに追随するかどうかは予断を許しません。