本日入手。副題は「近代日本の生殖をめぐる政治」岩波書店です。300ページを超える大著で3400円というのは安い。売れるという見込みがあるのと、翻訳ではなく単著だからなんでしょうね。うらやましい。
オビの文章は次のとおり。
ヤミ堕胎や
子捨てから、
避妊と
合法的な中絶へ――。「産む産まないは女が決める」
と日本の女たちが言えるように
なるまでの長い道のり、そして
その後の問題を、多くの証言を
丹念にたどりながら浮彫にする。
ノーグレン『中絶と避妊の政治学』と互いに補い合うようにリサーチしているので、戦後日本の生殖と性の状況について理解が深まります。細かく読んでいったら、主張の食い違いも出てきそうですが……今は残念ながらそこまで読んでいる余裕はありませんので、ご紹介のみ。
- 作者: 荻野美穂
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/10/30
- メディア: 単行本
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- 作者: ティアナノーグレン,Tiana Norgren,岩本美砂子,塚原久美,日比野由利,猪瀬優理
- 出版社/メーカー: 青木書店
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本
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