上記タイトルの記事が、本日付讀賣新聞のサイトにありました。
名称の語感が似ている別の薬との取り違えが問題視されていた子宮収縮剤「メテナリン」について、製造販売元のあすか製薬(本社・東京)は、商品名を変更することを決めた。
正反対の薬効を持つ子宮収縮防止剤「ウテメリン」(製造販売・キッセイ薬品)との取り違え防止が目的で、近く新しい商品名で、改めて国に承認申請する。
メテナリンは、出産後の止血や人工妊娠中絶などに使われる薬で、誤って妊婦に投与すれば、流産する危険性がある。これまで、妊娠中の女性にウテメリンと間違ってメテナリンを処方するなどの取り違えミスが起きていた。
類似名称による誤投与防止を目的とした薬の名称変更は、抗炎症剤「サクシゾン」との取り違えで死亡事故が起きていた筋弛緩(しかん)剤「サクシン」が今年7月、「スキサメトニウム」に改められた例がある。
(2009年9月3日 読売新聞)