「子宮頸がんワクチンは検診とセットで」という記事が6/15付け「ふぇみん」に産婦人科医丸本百合子さんへの取材をまとめたとして載っていました。記者は赤石千衣子さんです。
記事に国別の子宮頸がん検診受診率のグラフが添えられているんですが、日本はわずか23.7%、次いで低い順にイタリアで36.7%、韓国が40.6%……最も高いのは米国82.6%、次いでフランス74.9%に比べると、あまりにひどい。
グラフのデータの出所は、OECDによるHealth Working Paper No.29(2007)のTable 8.Cervical Cancer Screening Rateみたいです。これを見ても、日本は3割を切っているハンガリーやメキシコよりさらに低く、やはり調査国中最下位でした。
ワクチンはすべての頸がんを予防できないことも考えれば、国内でまず検診を広める必要があることは間違いないようですね。