うわっ、びっくりしました。今週、勁草書房から『妊娠中絶の生命倫理』が発行されること、この本のサポートページが作られていることをブログで紹介しなくっちゃ・・・と思いながらぐずぐずしているうちに、そちらのページでこのブログが紹介されていたことに気づきました。
江口先生、ひとことおっしゃっていただければ・・・。
でもおかげさまでようやく日の目を浴びることができました。重要論文の全訳！
トムソン論文の抄訳が（おそらく「脳死」を議論するために必要な部分だけを訳したために）文脈がずたずたで、肝心の部分がすっ飛ばされており、主張がまったく違うものに読めてしまうことなどを主張しようとしたわたしのかつての稚拙な論文初稿はお蔵入りになってしまったのですが、こうやって全訳が出ることで、かつての過ちは明らかになるはず。
以前、トムソン論文の全訳が欲しいと言ってくださった皆様、ようやく本邦初の全訳を載せた中絶論集が発行されます。ぜひお読みください。
まだ表紙の写真が出ていないのですね。先週、見本をいただきましたが、上品な装丁です。
次は早く博論を本にしなければ・・・この訳書と同じ編集者さんが担当なので、まったくもって頭が上がりません。
