リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

『中絶のスティグマをへらす本』アマゾンKindle

5月末に公開したのですが……💦

『中絶のスティグマをへらす本』が、あまり知られていないようなので、少し宣伝させてください🙇


アマゾンのレビューを4件頂いています。


「中絶のスティグマをへらす」というコンセプトがもっともっと知られてほしいと思っていますので、ぜひワンコインでお読みください……!

MIZOO
5つ星のうち5.0
わたし(著者)はあなたの味方です
2022年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「中絶は悪」だと刷り込まれた女性たちへの、著者の愛と情熱を受け取りました。
日本では理解されにくい見識が、悩める女性たちに力を与えてくれることを望みます。
どちらが良い悪いではなく、どちらを選ぶこともできる。それに気づくだけで、心が安定すると思いました。
著者の今後の活動に、期待しております。

hirohiro
5つ星のうち5.0
知らないうちに中絶のスティグマにはまっている
2022年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誰かから教わったわけではないけれど、授かった命を奪ってしまうのは罪深いことだと思っていた。もし自分がその選択をするなら、誰にも知らせず墓場まで持っていくかもしれない。けれど、パートナーはちゃんと避妊してるだろか。そして自分は正しい避妊ができてるだろうか。望まない妊娠に対し、自分を責めパートナーを罵り、産むことを認めない周囲を恨む結果になるかもしれない。不幸を呼ぶ連鎖を断ち切るには中絶を巡るスティグマに気づいてアンラーニングすることが大切。本書はそうしたメカニズムを知りながらアンラーニングを体験できる一冊。


KK
5つ星のうち5.0
「決めるのはあなた」と、著者の深くて優しい愛情溢れる本
2022年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
望まない妊娠で、心も体も傷つくのは女性。中絶は全ての女性にとって決して他人事ではない。渦中で悩んでいる方はもちろん、全ての女性達が知っておきたいことだと強く感じた。それにしても、現在の日本で未だに刑法の堕胎罪があるのは非常に驚きました。一定の要件を満たす中絶だけが母体保護法によって合法的に行われているとは・・・この本は、中絶をマルチアングル(法律、歴史、中絶方法、宗教)から客観的に知ることが出来ます。客観視すると、自ずと冷静な選択ができるものです。なによりも、渦中で苦しむ女性達への筆者の深く温かな愛情が泣けるほど温かい。自分の気持ちを確かめるワーク付きで、後悔しない選択の為にもおすすめな本です。


Anju
5つ星のうち5.0
「中絶」は世界的にみても、政治で価値観を誘導させた歴史があった!
2022年5月29日に日本でレビュー済み
「中絶」とはまだ生まれてはいないが、母体に宿った生命を抹殺することを意味する。中絶・流産を体験した著者がそこから始まる心身の変化を捉え、研究していく。そして何十年物あいだ「中絶」とうことを研究し、「中絶ケアカウンセラー」としてこの本を書いている。その視点が当人・世界観・政治面・法的面などと多岐に渡り客観的に書かれており、とても信頼できる素晴らしい本であると感じた。本の構成も読者にあて、傷つかないように、第5章の後ろで心を開示するワークもいれてある。まさにタイトルのように、中絶に悩んでいる人達には是非とも読んで頂きたい。その方のみではなく、「中絶」に関わる全ての人々にも目を通してもらいたい。幸いにも日本でも、比較的罪悪感の少ない「薬」の導入もされつつあるという。今後も又、異なる観点で書かれるのを楽しみにしております。ともかく、女性のみになぜ負担がかかるのか、人間を作った神がいれば尋ねたいものだ。