リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

プレスリリース:英国ボーンマス大学医学・公衆衛生学部 Sam Rowlands 教授より。

日本の中絶薬の状況を懸念してメッセージを送ってくれました!

仮訳します!

英国ボーンマス大学医学・公衆衛生学部 Sam Rowlands 教授より。
ボーンマス大学、英国
日本の厚生労働省の発表について

 2023 年 1 月 27 日(金)、2 剤式中絶薬「メフィーゴ」 の薬事承認に向けた専門家会合が開催されます。

 
「この製品が日本で製造・販売されることが承認されることは、女性や日本で妊娠する可能性のあるすべての人々にとって極めて重要です。この2つの薬(ミフェプリストンとミソプロストール)による治療は、数十年にわたり世界中で広く使用され、安全な薬として実績があるため、「毒物・危険物」といった特別なラベルを付ける必要は全くありません。私の考えでは、この製品は医療従事者による一般的な使用を認可されるべきです。処方者は婦人科医に限定されるべきではなく、このパックは病院以外でも安全に使用することができるのです。この薬剤の組み合わせは、世界保健機関(WHO)の必須医薬品リストに掲載されています。日本国民は科学的進歩の恩恵を受ける権利がある。早期の薬による中絶は、中絶手術の代わりとして選択できる選択肢であるべきです」。