リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

2022年8月24日付でイギリスでは早期中絶の遠隔医療が恒久化された

Faculty of Sexual and Reproductive Healthcare(FSRG) in UKwww.fsrh.org

RCOGのホーム画面で"abortion pill"を検索したら、現れたのがこのページだった!

https://www.rcog.org.uk/news/rcog-and-fsrh-welcome-telemedicine-for-early-medical-abortion-care-being-made-permanent-in-england/

RCOGはイギリスの産科婦人科学会、FSRHはFaculty of Sexual and Reproductive Healthcareで、おそらく前者は産婦人科医、後者はリプロダクティブ・ヘルスケアに関わる医師やそれ以外の医療者の団体のようです。

RCOGとFSRHは、早期内科的中絶ケアのための遠隔医療が英国で恒久化されたことを歓迎します。


2022年8月24日


 政府は本日、今年3月の議会での投票を受け、遠隔医療による内科的中絶の早期治療の提供をイングランドで恒久化することを発表しました。英国王立産科婦人科学会(RCOG)と性・生殖医療学会(FSRH)は、約2年にわたるキャンペーンと遠隔医療を英国全土で恒久化するよう求めてきたことを受け、この決定を強く歓迎します。

 本日の発表により、女性が自宅で早期内科的中絶を受けることが恒久的に可能になり、対面式と遠隔式の中絶治療のどちらかを選択できるようになります。新しい法律では、妊娠9週6日までの中絶薬について、どちらの方式を選んでも自宅で薬を服用することが可能になります。

 政府はまた、18歳未満が内科的中絶サービスを利用する際の保護指針を、近日中に発表する予定であると述べています。