リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

FIGO 事実と統計: 世界の中絶の法的状況

2020年9月28日の国際セーフ・アボーションデーに

FIGO Supports Strengthening Access to Telemedicine/Self-Managed Abortion | Figo

要求に応じて中絶(妊娠期間の制限は様々): 5億9,000万人の生殖年齢にある女性(生殖年齢にある女性の36%)が、希望に応じて中絶が可能な67カ国に住んでいます。このカテゴリーに属する国で最も一般的な妊娠期間は12週である。

中絶の全面禁止 9,000万人の生殖年齢にある女性(生殖年齢にある女性の5%)が、女性の生命や健康が危険にさらされている場合を含め、法律がいかなる状況においても中絶を認めていない26カ国に住んでいる。

女性の命を救う:3億6,000万人の生殖年齢にある女性(生殖年齢にある女性の22%)が、女性の命を救うための中絶を法律が認めている39カ国に住んでいる。

女性の健康:2億4,000万人の生殖可能年齢の女性(生殖可能年齢の女性の14%)が、健康または治療的中絶を理由とした中絶を法律で認めている56カ国に住んでいる。

広範な社会的・経済的理由: 3億8000万人の生殖可能年齢の女性(生殖可能年齢の女性の23%)は、法律が一般的に自由に解釈され、幅広い状況下での中絶を認めている14カ国に住んでいる。これらの国々では、妊娠や出産がもたらす潜在的な影響を考慮する際に、女性の実際の環境または合理的に予見可能な環境、社会的または経済的状況を考慮することが多い。