リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

もう一件。

上記を調べていたら,以下のニュースが出てきたのでメモしておきます。受精した時点はほとんど差がないけど,誕生した時期は何年も違うきょうだいができたことになる。4個戻して1人出産……引き算の答えはどうなったの? という点も気になる。

朝日新聞
10年凍結の受精卵で出産 石川で国内最長保存例に

2006年 8月 9日 (水) 15:51

 石川県小松市永遠幸(とわこう)レディスクリニック(道倉康仁院長)で、体外受精した受精卵を10年にわたり凍結保存したあと母体に戻し、県外の病院で出産に成功していたことが分かった。国内では過去に6年2カ月の凍結受精卵での成功例があるが、今回のケースは国内で最長とみられる。

 同クリニックによると、不妊治療のため、女性(46)から採取した卵子と夫の精子を95年7月に体外受精し、14個の受精卵をつくった。このうち10個を凍結保存した。2個を昨年6月末に女性の体内に戻したところ妊娠し、今年3月に女児を出産。母子ともに健康という。

 この女性はこれまでにも14個の受精卵のうち、凍結しなかった4個を95年に、解凍した4個を00年に体内に戻し、それぞれ女児、男児を出産している。今回は第3子となる。

 海外では、イスラエルで12年間凍結保存した受精卵で出産した例がある。

http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060809/K2006080901071.html?C=S

それでも,まだ4個残っているよね……どうするのだろう? どうなるのだろう??