リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

あしきみの「練習会」最終日。来週土曜はリハーサル,次の日曜はいよいよ本番です。

先週12日に中日新聞(東海北陸版のみ?)に記事が掲載された*1けど,今日は地元のテレビ局から取材がありました。取材予定については,次のサイトにあります。詳しい放送予定もいずれ載るはずなので,ご覧になれるかたはチェックしてね(番組は午後6時16分からで,30分前後に3分間放映されるとか聞いてますが)。

http://blog.goo.ne.jp/ashikimi5/

今日は取材も意識してか,今回の劇の草案者からのメッセージがありました。練習会が始まった当初に聞いたときには,泣けてしかたなかった……。ひとりの思いから始まったものが,次の人に伝わり,それがまた次の次の人へと伝わっていって……夢がどんどん膨らんでいき,それじゃあ,みんなでやってみようかと,ひとりきりではできなかったことが,みんなの力が合わさることで実現されていく……そのすばらしさ,そのパワー。

感激屋さんのわたしとは違って,「あしきみ」のやってることに対して,斜に構えて「ダサイ」と言い放ったり,理想論的だとみなしたりする人もいるかもしれない。だけど……わたしはこどもたちに絶望や断絶や孤立を教えたくはない。競争社会と言われる今の世の中だからこそ,それぞれに自分だけがスターになることを目指すんじゃなくて,みんなで,少しずつ出し合い,支え合い,受け持って,だれかが迷いそうになったり,転びそうになったり,痛みを抱えていたりするのに気づいたら,手を差し伸べて,一緒に歩いていこうよ!

「あしたのきみに」が,次代のこどもたちに手渡そうとしているのは,いのちのパワー,人間社会の希望なのだと思う。

あしきみの練習会は楽しい。パワーをもらってくる感じがある。本番は,きっともっと楽しくってパワフルなことだろう。

あなたもこのパワーを共有しようよ。お近くにお住まいの方は,ぜひ見に来てね!

*1:ただし,「ひとりじゃできないから」という劇中歌が「ひとりじゃないから」と間違って書いてあった……