リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

9月28日は国際セーフアボーションデー

安全でない中絶を過去のものにしよう!

今年の「国際安全な妊娠中絶の日」に向けて、私たちはすべての国に呼びかけます

今年の統一目標は:
1.安全な中絶へのアクセスを制限する法律や政策を撤廃する。
2.安全な中絶と中絶後のケアを必要とするすべての人が利用できるようにする。
3.中絶後のケアを緊急時に普遍的に利用できるようにし、MVAの訓練を受けた助産師やピルを用いてコミュニティレベルで提供する。
4.中絶のほとんどを、二次・三次病院から、訓練を受けた看護師、助産師、その他の中堅プロバイダーが運営する、コミュニティベースのプライマリーケアのデイ・クリニックに移行する。
5.WHOのガイダンスに沿って、妊娠12週目までの遠隔医療と自己管理による中絶を認める。
6.外来での薬による中絶を認め、クリニック内では社会的な距離を保ち、手術室を必要としないようにする。
7.薬による中絶薬(ミフェプリストンとミソプロストール)を国の必須医薬品リストに加えることを承認する。
8.可能な限り中絶を非犯罪化する。合法的事由を拡大し、中絶可能期間を延長し、障壁や第三者による同意を撤廃する。

 さらに手動吸引による中絶や内科的中絶など非医療化された中絶手段をプライマリーレベルで及び遠隔医療で提供することは、安全で有効、かつ受容性が高いことを、政府や医療専門家に対して積極的に広めていくアドボカシーキャンペーンを展開することを強く求めていく。

#MakeUnsafeAbortionHistory

International Safe Abortion Day: 28 September 2021: First Call to Action - International Campaign for Women's Right to Safe Abortion (SAWR)