https://www.sciencedaily.com/releases/2021/12/211208182541.htm
仮訳でご紹介
カナダが2017年11月に薬による中絶薬ミフェプリストンの規制を撤廃した後も、中絶の安全性は保たれている
これは、本日、New England Journal of Medicine誌に掲載されたUBC主導の研究から得られた重要な知見の1つです。
この研究では、政府の包括的な健康データを用いて、2012年から2020年の間にオンタリオ州で行われた31万5,000件の中絶を調査しました。分析の結果、世界的に薬による中絶の「ゴールドスタンダード」とされているミフェプリストンの規制が解除されても、中絶に関連する健康被害の増加は見られませんでした。
本研究の筆頭著者であり、UBC家庭医学科の博士研究員であるLaura Schummers博士は、「合併症はすでに非常に稀であり、ミフェプリストンが制限なく処方された場合、中絶は引き続き安全で効果的であることがわかりました」と述べています。「つまり、医師やナースプラクティショナーであれば誰でも処方でき、薬剤師であれば誰でも調剤でき、患者はいつ、どこででも薬を飲むことができるのです」と述べています。
カナダは、ミフェプリストンの調剤・投与に関する補足的な規制をすべて撤廃した世界で最初の国です。
(後略)