Ipsosの中絶薬に関する意識調査
一部を仮訳します
ミフェプリストンのFDA認可を停止する連邦政府の裁定は、政治的な動機によるものだと、ほとんどのアメリカ人が考えている
最高裁が今後、中絶をめぐる裁判で中立・公平な立場を保つと信じている人はほとんどいない
2023年4月13日
ワシントンDC、2023年4月13日 - 最新のロイター／イプソス調査によると、中絶に使用する薬であるミフェプリストンのFDAによる承認を停止する連邦政府の裁定は政治的な動機があると、共和党員と無党派層の約半数を含むほとんどのアメリカ人が考えていることがわかりました。また、世論調査では、多くのアメリカ人が、中絶に使われる薬を医師の診察室や薬局、郵便など様々な方法で入手できるようになることを支持していることがわかりました。
詳細な調査結果
テキサス州の連邦裁判官による、中絶に使用される薬であるミフェプリストンのFDA承認停止は、共和党員の51％を含め、過半数のアメリカ人が政治的な動機によるものだと考えています。薬による中絶に必要な薬へのアクセスを制限する州レベルの取り組みを支持するアメリカ人は10人に3人しかいません（29％）。民主党の73％、共和党の51％、無党派層の57％を含め、ほとんどのアメリカ人がこの取り組みに反対している（61％）。68％のアメリカ人は、女性が医師の診察室で中絶薬を入手することを支持しており、その内訳は民主党の86％、共和党の54％、無党派層の65％となっています。半数弱のアメリカ人（47％）は、女性が郵便で中絶薬を入手することを支持しており、民主党（24％）よりも共和党と無党派層の方が反対する傾向が強い（それぞれ54％、46％）。中絶にまつわる他の制限案を見ると、例外のない全国的な中絶禁止に反対するアメリカ人は4分の3近く（72％）おり、その内訳は民主党の79％、共和党の66％、無所属の74％でした。アメリカ人の過半数が、中絶の制限を支持する政治家に投票する可能性は低い（56％）と答え、その中には共和党員の5人に2人（43％）、無党派層の半数（49％）が含まれています。アメリカ人の5人に2人は、最高裁が今後中絶に関する裁判を公平に行うことを信用していない(46%)。その内訳は、共和党の38%、民主党の60%、無党派層の42%である。アメリカ人の半数以上（57％）は、米国での中絶禁止に関して、最高裁が政治的な動機を持っていると考えており、その内訳は、民主党77％、共和党40％、無党派層54％となっています。
本調査について
これらは、トムソン・ロイターの委託を受けて2023年4月11日から12日にかけて実施されたイプソスの世論調査の結果の一部である。この調査では、米国本土、アラスカ、ハワイの18歳以上の成人995人のサンプルを対象に、英語でオンラインインタビューを行いました。サンプルの内訳は、民主党433名、共和党379名、無党派層108名です。
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