日本は世界最大の援助供与国に……でも日本女性のリプロはほおかぶり
第二次人口と開発援助研究 : 日本の経験を活かした人口援助の新たな展開 要約版. -
“経済大国日本”は世界から“貿易黒字の独り占め”とバッシングを受け、1989年から1993年の5年間に650億ドル以上を資金環流すると発表した。その内、約435億ドルが世界銀行など国際機関への拠出を占めた。この結果、1989年(暦年)に日本は米国を抜き「世界最大の援助供与国」となり、以後2000 年まで(ただし 1990 年を除く)ODA のトップドナーの位置を占めた。この間、日本は援助分野で国際的に中心的役割を求められるようになった。
この流れを汲んで、1994年の国際人口開発会議でも「人口とエイズの分野における途上国援助に関する「地球規模問題イニシアティヴ」を本年2月に打ち出しました。これは、1994年度から2000年度までの7年間でこれら分野へのODAを総額30億ドルをめどに積極的な協力を進めていく」ことを約した。
1994.9.6の国際人口・開発会議における河野副総理兼外務大臣演説
当時は村山富市政権(平成6=1994年6月30日~平成8=1996年1月11日)