リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

人工妊娠中絶剤プレグランディンが認可された日です

「胎児由来細胞移植は有用か」より

ミフェプリストンを使うと自宅で排出するようになるので、胎児が「資源」になることはない。

中絶の歴史状況をコンパクトにまとめた有用な論文。
胎児由来細胞移植は有用か

第 4 部 胎児は「資源」となるか
1.人工妊娠中絶の歴史的背景:日本
2.人工妊娠中絶の現況:日本および海外
3.日本における死亡胎児の取扱いと研究利用
4.考 察
結 語

1984 年 5 月 30 日には,妊娠中期の中絶を目的とした gemeprost(商品名プレグランディン)が世界で初
めて承認され,小野薬品工業で生産体制に入った.

1984 年6月26日の第101回国会 参議院社会労働委員会で、村上正邦議員が「小野薬品工業から申請の出ておりました人工妊娠中絶剤を正式に承認した」と言っていたのは、この薬のことだった……。