リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

久しぶりに行政の壁にぶつかった気分。いえ,たいしたことじゃなくて,市役所の某部署に行ったら,やたら手続きが面倒だったのに加えて,窓口の対応とその上司の方の対応のあまりのギャップに「またかよ」と思わされただけなんですが。

どうしてあそこまで四角四面に対応するんだろうなぁ……と思います。市民のアイディアや協力をまっこうから拒むような態度。あれじゃあ,なかなかものごとは変わらない。保守王国に暮らしているということをちょっと思いしらされた気分……。

そう思っていたら,帰りに立ち寄った別の施設の市の職員の方がとても親切だったもので,はっとした。

思えば,以前,東京の某市に住んでいたときにも,最初の行政側の担当者の態度って,最初に行った施設の職員と似たようなものだった……。行政の人って,いろんな市民に対応しなくちゃならないし,上からは締め付けがあるしで大変なんだよね。しまいにはそういうことも見えてきて,こちらが決して悪気ではなく,本当に状況を少しでも改善したいと思っていて,決して自分の“営業”のために市を利用しようとしているわけでもないと分かってもらえたことで(そして何より,互いに人間として知り合えたことで)互いに協力関係を打ち立てることができたものだった……それを思い出して,気を取り直した。行政側の人だって人間だし(あたりまえか),市政を良くしたいと真面目に思っている人もなかにはちゃんといるのだから,あきらめずにコミュニケーションし続けていくことなんだよね。

ただ,あんまりけんもほろろの対応を受けると,うんざりするのも確か。まあ,明日は明日の風が吹くだよね。ポジティブ・シンキングでいこう!