リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

WHOの「中絶ケアガイドライン」について

忘備録:ツイートした内容

 WHOが10年ぶりにバージョンアップした新しい「中絶ケアガイドライン」が出ました
 WHOの推奨する中絶が安全であるのは当然の前提として、「安全な中絶ケア」をどう届けるかが課題です

 女性の価値観と好みを前面におき、それに寄り添う安全な中絶ケアをアクセスよく提供することが目標になっています


 WHOの新ガイドラインは、国連における2010年代後半の女性の中絶権の大転換を反映しています
 中絶反対派はまさに日本の刑法堕胎罪の通り「胎児の生命尊重」を主張しますが、国連は「人権はすでに生まれた人のもの」と再確認することで、女性の健康を損ねる法や制度は全廃するよう求めています


 1990年代後半以降の「リプロダクティブ・ジャスティス」の思想を経た後の「リプロダクティブ・ライツ」は、最も脆弱な立場におかれた人々にも、不可欠なリプロダクティブ・ヘルスケアが提供されるべきだとの姿勢で貫かれています
 全ての人にアクセスよく安全な中絶を届けるには、保険の導入も必須です。