リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

ポーランドのユスティナさん裁判

ICWRSA Newsletter 12 January 2023

ポーランドでDVで妊娠した女性を助けるために中絶薬を渡して中絶ほう助罪に問われているユスティナさんの裁判が1月11日に始まりました。International Campaign for Women's Right to Safe Abortionの記事で様子が少しわかりました。(原情報はポーランド語だそうです。)
ICWRSA Newsletter 12 January 2023

仮訳します。

中絶規制のもたらす被害


 1月11日、ワルシャワのプラガ地区にある地方裁判所で、ユスティナ・ウィドルジンスカ(Justyna Wydrzynska)さん(以下敬称略)の裁判を開始するための4回目の試みがようやく行われました。中絶ドリームチームのアクティビストであるユスティナは、自分の中絶薬一式を必要としている他の人に渡したことで、3年の禁固刑に直面しています。これまでの3回の期日とは異なり、妻アニアに薬を渡したとして彼女を警察に通報した男性が、ついに証言のために法廷に現れました。

 裁判前の記者会見でユスティナ・ヴィドルジンスカは、「私はもう一度やるわ」と言った。「私たちは、このプロセスの3分の2を終えたので、ほっとしています。まだアニアの証言を待っているところです。今日、彼女の暴力的なパートナーが証言しました」と、彼女は審理後に語った...

 ユスティナは、中絶を幇助した罪に問われています。これは、家族、恋人、医師ではなく、活動家が中絶を幇助した罪に問われる、ポーランドで初めての刑事事件です。ユスティナは、ポーランドと海外の多くの友人や活動家、機関によって支えられています。彼女を擁護する書簡は、とりわけ4人の国連人権特別報告者、欧州議会の政党「リニューアル・ヨーロッパ」の代議員によって書かれました。

 裁判所の外では、ユスティナを支援するピケットと2つの記者会見が行われました。

 ピケは中絶反対デモによって中断され、彼らは赤ん坊の泣き声を録音したもので演説者の声をかき消そうとしました。

 裁判は2023年2月6日と3月14日に再開される予定です。