リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

アメリカ:中絶薬の調剤を開始

POLITICO By ALICE MIRANDA OLLSTEIN and LAUREN GARDNER, 10/06/2023 02:10 PM EDT

www.politico.com

冒頭を仮訳します。

 バイデン政権が中絶薬の調剤を許可してから10ヶ月、一握りの薬局が中絶薬の調剤を開始した。


 迫り来る最高裁判例が中絶薬に再び制限を加えたり、完全に禁止したりする可能性があるにもかかわらず、バイデン政権が今年初めに策定した新しいルールに基づき、全米の一握りの独立系薬局が静かに中絶薬ミフェプリストンの調剤を始めている。

 大手薬局チェーンの何千もの支店がこのルールに参加し、全国で何百万人もの人々がこの薬をより利用しやすくなり、妊娠を終了させる最も一般的な方法をめぐる法的・政治的戦いの新たな局面を迎えることになる。

 ミフェプリストンジェネリック医薬品を製造しているジェンバイオプロ社は、今週、同薬剤を調剤できると認定された9州19薬局のリストを発表した。同社によれば、このリストは薬局名の公表に同意したものである。このリストには、独立した地域薬局、大学付属の販売店調剤薬局に加え、いくつかの州で処方箋を記入している通信販売薬局が含まれている。

 GenBioPro社のリストは、これまで報告されていなかったが、Roe後の中絶へのアクセスを拡大するためのバイデン政権の最も重要なステップの一つをいち早く見ることができる。堕胎権支持者たちが望んでいたよりも展開が遅く、限定的であったとはいえ、ほとんどの人々が医院や病院よりも地元の薬局の方がずっと近くに住んでいるため、状況を根本的に変える可能性があると彼らは言う。

 「ミフェプリストンを在庫していることが最近証明されましたが、患者から要求されたことはありません」と、ニューヨーク州プラッツバーグにあるコンド薬局のオーナー、スティーブ・ムーア氏は言う。ムーア氏は、反発は受けていないと付け加えた。

続きはサイトで。
Pharmacies begin dispensing abortion pills - POLITICO