リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

男女共同参画局 計画実行・監視専門調査会(第4回)

会議資料

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これによると、搔爬単独又は電動または手動の吸引法との併用法として搔爬が使用されているのは、自然流産と人工流産では処置ベースで共に63.8%、最も選択されている手術方法としては順に60.5%と60.0%であり、6割以上で搔爬が用いられていることになる。

吸引のみは電動・手動合わせて、保険のきく流産は36.2%(うち手動が23.2%)、保険のきかない中絶は36.0%(うち手動が7%)でした。日本の電動吸引では金属製のカニューレが使われているため、海外で主流のプラスチック製カニューレを使った「安全な中絶」はわずか7%だったことになります。