リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

UN Women声明 :リプロダクティブ・ライツは女性の権利であり人権である

ドブス対ジャクソン女性健康団体の判決当日に(2022.6.24)

Statement: Reproductive rights are women’s rights and human rights | UN Women – Headquarters

仮訳します。

リプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)は女性の権利に不可欠であり、この事実は国際協定によって支持され、世界各地の法律に反映されている。


女性が人権を行使し、本質的な意思決定を行うためには、子どもの数と間隔について自由かつ責任を持って決定し、情報、教育、サービスを利用できることが必須である。


中絶への安全で合法的なアクセスが制限されると、女性はより安全でない方法に頼らざるを得なくなり、有害で悲惨な結果を招くことがあまりにも多い。


特に、マイノリティの女性を含む貧困や社会から疎外されている女性にとってはなおさらである。女性が自分の体に起こることをコントロールできるかどうかは、家族の一員であれ、労働力であれ、政府であれ、女性が社会で果たすことのできる役割とも関連している。


UN Womenは、女性と女児の権利が世界中で完全に守られ、享受されることを確実にするという決意を堅持し、普遍的権利の普遍的享受に向けた迅速な進展を支援するため、世界中のパートナーとのエビデンスに基づく関与を継続することを期待している。