リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

産婦人科医師と指定医師の比率と人数の推定値

平成23年(2011年)の数値で見ると……産婦人科医師数と指定医師数

産婦人科医の動向と確保についてのスライド2]によれば、2011年の産婦人科医の数は12,078名で、全医師の数は303,268名


母体保護法指定医師の指定基準モデルの改定についてのスライド5によれば、2011年の母体保護法指定医師の数は7,189名


上記より、2011年の産婦人科医に占める指定医師の比率は:7,189÷12,078=59.5%


「産婦人科医療施設の動向」施設情報調査2022によると、全産婦人科施設5,142で、調査に回答したのは5,021(97.6%)、2022年の全(産婦人科)医師数は11,973名


仮に上記産婦人科医の6割が指定医師だとすると:11,973×0.6=7,184  ざっと7000人というところだろうか? 2011年から変わっていない? いや、不妊治療専門医などに移行した医師も多いはずなので、もっと減っているのではないだろうか。もし5割まで落ちていたとしたら11.973×0.5=5,987名だ。


全国の母体保護法指定医の配置されている医療機関(3,872件) 口コミ・評判2021年11月4,732件が、2022年8月3,821件と911減(以前の81%に減少)


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