リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

リプロダクティブ・ジャスティス 心理学における性と生殖の問題を研究するための急進的な枠組み

Social and Personality Psycology Compass, First published: 12 May 2021 https://doi.org/10.1111/spc3.12605

https://compass.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/spc3.12605 by Tracy Morison

本稿の目的は、リプロダクティブ・ジャスティス・ワークの概要を提供し、性と生殖の問題を研究する社会心理学者にとっての価値を実証することである。 避妊薬提供の例を用いて、権利に基づくセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス研究とリプロダクティブ・ジャスティス志向の研究とを対比させ、リプロダクティブ・ジャスティスの視点がいかに分析対象を拡大し、問題の複雑な根源を照らし出すことができるかを示す。 このことは、より長期的な制度改革、ひいては社会変革に貢献する政策や介入を展開するために不可欠である。


KEYWORDSフェミニスト,パワー,リプロダクティブ・ジャスティス,セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス,ソーシャル・ジャスティス,社会心理学
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©2021著者.Socialand PersonalityPsychologyCompasspublishedby John Wiley& Sons Ltd.SocPersonalPsycholCompass.2021 ;15:e12605.wileyonlinelibrary.com/journal/spc3-1 of10https://doi.org/10.1111/spc3.12605