リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

2024年のWomen 7コミュニケ

昨年日本で開催された時のコミュニケと比べてみよう

W7 Italy Communiqué.pdf - Google ドライブ

今年、イタリアで開催されたWomen 7のコミュニケのうち、リプロの権利に関わる部分を仮訳してみました。

5. ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの不可欠な要素として、すべての人がセクシュアル&リプロダクティブ・ヘルス(SRH)ケアを受けられるようにする。人道的危機や緊急事態を含め、年齢、ジェンダーセクシュアリティにかかわらず、安全で、若者にやさしく、包括的で、権利に基づき、セックス・ポジティブで、安価で、スティグマ化しない避妊、中絶、妊産婦ケア、新生児ケア、その他のSRHサービスへのアクセスを促進する。中絶の犯罪化や不妊手術の強制など、SRHRに対する差別的で制限的な法律や政策を撤廃する。ICPD行動計画、北京行動綱領、CEDAWなどの国際合意に基づき、SRHRに対する集団的努力と完全なコミットメントを再確認する。