リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

それにしても,このところのイギリスのチョイスの運動は,とても頑張っているなぁ……でもそれって,きっとanti-のキャンペーンの激しさの裏返しなのだと思う。

このところ,マルコム・ポッツ他(池上千寿子・根岸悦子訳)の『文化としての妊娠中絶』,ローゼンブラッドの『中絶:生命をどう考えるか』(くぼたのぞみ訳)等々の古典的文献(?)をよく開きます。ああ,ここに元情報があったのね……みたいな話がいっぱい出てくる。組合せ方を変えて,現在の知識を掛け合わせてみると,いろいろ新しい発見があったり。興味深い。

もちろん,上記の男性たちによる“古典的文献”よりも,女性たちによる文献のほうが,わたし個人にとってははるかに重要なのですが,そちらは一般論的なものがないので枚挙のいとまがない……いつか資料集でも作りたいなぁ!