リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

NIKKEI NET:社会ニュースより(2006/10/21付)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20061021AT1G2002920102006.html より一部転載。

人工中絶最少に・昨年度、28万9000件

 2005年度に実施された人工妊娠中絶の件数は前年度より約1万2000件少ない約28万9000件で、過去最少だったことが20日厚生労働省の調査でわかった。15―49歳の女性人口1000人あたりの実施率も過去最低の10.3人。10代の人工中絶は前年度より約4600件少ない約3万件で、2年連続減少した。

 1950年代に100万件台だった人工中絶は年々減少し、80年代に50万件台を切り、90年代からは30万件台が続いたが、05年度は初めて30万件を割り込んだ。同省は「避妊知識の普及や、経済状況が良くなった影響が出ているのではないか」とみている。

 年代別で最も多いのは20代前半の約7万2000件(全体の約25%)。10代の約3万件(同10%)のうち、19歳が約1万1000件、15歳未満が約300件だった。

(後略)