日本の中期中絶はあまりに酷い! でも海外でどうやっているのか、日本の産婦人科医は果たして知っているのだろうか? もし知っていたら、良心的な医師なら七転八倒して悔やむほどの違いがあると思います!
Facebookの読者から、初期中絶の話だけじゃなくて、中期中絶のラミナリアもひどい、すごく痛いのだとのご指摘を受けて、お返事を書いた。せっかくなのでこちらの読者にもお読みいただきたいです。
実は、これまでは当事者がいるのだから脅えさせたらいけない……などと自粛していたところもある。でも、そうじゃなくて、問題を世の中に明るみに出していかないと、いつまでも変わらないし、辛い思いをする女性が次々に出てくるばかりだと考え直しました。
なので、これからは、中期中絶の問題も明るみに出していきます!
中期中絶の問題についてはまだまだ研究不足なのとチャンスがなく、論文等にはできていないのですが、学習会報告などはしています。海外ではどうしてラミナリアやダイラパンが不要なの?……と疑問に思い、調べてみて、数十円のミソプロストールで十分と知った時、驚愕でした😱。ラミナリアやバルーンの痛みは拷問禁止条約に引っかかるレベルだと考えています。ミソにすれば値段も数十円から数百円ですむのに、ラミナリアって何千円もするのを何本も使うみたいです!!!? さらに、ミソは頸管拡張して、そのまま中身を排出してくれる中期中絶そのものに使える薬。日本の中期中絶で使われているプレグランディン(うん千円)とミソプロストール(何十円×何個か)の効能を比較した論文もあるんです。効能は変わらないけどプレの方がはるかに高いし、冷蔵しなければならない。ミソは安いし常温保存で便利だから絶対こっちを選ぶべきだと…。この問題も、もっと広めていきましょう!(ツイッターでまた大騒ぎしてしまいそうな自分が怖い……😅)
追記:Facebookに思わず書いてしまった長文。
読み返してみて、すごく腹が立ってきた……😡 日本の指定医師たちは、はたして海外でどんな中期中絶が行われているのか、知っているのだろうか? 「掻き出す」と残虐に表現される妊娠初期のソウハより、もっと悲惨な方法を、海外の医師たちは中期中絶であえて用いてきた。患者に全身麻酔をかけて、何が行われているのを知らせないようにして、医師自身が悪魔的な作業を行っていると意識しながら、患者のために陰鬱な手術を引き受けてきたのだ……少なくとも中絶薬が妊娠中後期にも十分安全に使える薬だということが、エビデンスを積み重ねて証明された21世紀に入ってしばらくするまでは。1990年代のアメリカでは中期中絶の外科手術を行う医師は、防弾チョッキを着て、まさに命がけで自分の信じた「使命」を全うしてきた。実際に、銃弾に倒れた医師もいた。それでも、外科的中期中絶をやめない医師たちがいた。「私を求める女性たちの声が聞こえるから、私がやめたら彼女たちが絶望の淵に落ちていくのだから」と。一方、日本の医師たちは、女性の頸部に拡張材を突込み、苦しむ女性たちを一晩放置し、翌日には麻酔もなく「分娩」させてきた。これでは女性たちが「自分が殺した」と罪の意識を抱えるのは当然ではないか。ついつい今度はこっちで長文を書いてしまった……Twitter ブログ Facebook わたしのサイト等々に、いっぺんに同時掲載されるシステムがあったらいいなぁ~😒