現在は第3相まで
中絶薬ミフェプリストンの治験が行われている。国内で作られた薬と、海外から輸入した薬の治験が別々に進んでおり、どちらも第3相に来ていると治験に関わっている人から聞いた。
治験の進み方については「治験の3つのステップ」を参照。
第3相というのは最終段階のようだけど、日本における新医薬品の開発期間によれば、認可されるまでにはまだ2年はかかりそうだ。
治験に関わるある先生に価格はいくらくらいになりそうかと質問したら、「開発に相当費用がかかっているから（高くなる）」とおっしゃっていた。
海外で開発されてからすでに40年ほど経っており、異論も多い薬だからこそ全世界で安全性が厳しく確かめられてきた末に、WHOで必須医薬品コアリストにまで入った優良で安全な薬を認可するために、今さらなぜそこまで金をかけて治験をしなければならないのかははなはだ疑問である。
