リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

ベトナムの中絶費用について

www.howtouseabortionpill.org Examining the Cost of Providing Medical Abortion in Vietnam

韓国のアクティビスト・グループSHARE

リプロダクティブ・ジャスティスとアクティビズムについてWHWと動画を作成 www.youtube.comWHWからは友人のSusanとKingaが出演しています。

米:中絶規制の緩い州ではコロナ禍で中絶薬のオンライン処方が増加

規制の厳しい州では中絶を受ける手段が皆無に More Patients Seek Abortion Pills Online During Pandemic, But Face Restrictions

国際産婦人科連盟 COVID-19パンデミック下でテレメディシンによる中絶を提唱

FIGO Statement on March 30, 2020 Abortion Access and Safety with COVID-19以下、抜粋で粗訳します。 テレメディシンは、妊娠初期にクリニックに足を運ぶことなく中絶をするための安全でプライバシーの守られた方法であり、自宅隔離をしている人や、遠隔…

赤ちゃんの遺体が浄化槽で発見された事件 薬を使って堕胎した疑いでベトナム人の女を再逮捕 岡山・津山市

KSB 5ch 瀬戸内海放送のニュース 赤ちゃんの遺体が浄化槽で発見された事件 薬を使って堕胎した疑いでベトナム人の女を再逮捕 岡山・津山市 05月07日 18:14 社会 岡山県津山市で妊娠4カ月から5カ月ほどの胎児を薬を使って堕胎したとして、ベトナム人の女が…

国際産婦人科連合(FIGO)がロックダウン中の女性や少女に対する暴力について警鐘

COVID-19の副作用が元々弱い立場にある女性たちを直撃 FIGOは5月14日のニュース「COVID-19 lockdowns leading to a rise in violence against women and girls(COVID-19のロックダウンのために女性や少女に対する暴力が増えている)」で、パナマ、ザンビア…

Amid Covid-19, a Call for M.D.s to Mail the Abortion Pill

新型コロナ禍におけるアメリカの中絶状況 The New York Timesでは、中絶の権利アドボカシー・グループ「PLAN C」や「Aid Access」の「中絶送付」活動や、FDA(米食品医薬品局)が医薬品に課しているREMS(リスク評価・緩和戦略)がアクセスの妨げになってい…

中絶薬の治験と価格に関する疑問

現在は第3相まで 中絶薬ミフェプリストンの治験が行われている。国内で作られた薬と、海外から輸入した薬の治験が別々に進んでおり、どちらも第3相に来ていると治験に関わっている人から聞いた。治験の進み方については「治験の3つのステップ」を参照。第3相…

Six good news in corona time

スウェーデンの中絶事情 福田和子さんから教えていただいた情報。原語はスウェーデン語だったので、Google翻訳で英語にしてみました。アルバニア、ドイツ、アイルランド、イギリス、スウェーデンでは、中絶薬を遠隔処方してもらえるようになっているそうです…

COVID-19と中絶

女性の権利を制限する動きも COVID-19流行下で、女性の権利を守る国についてよくお知らせしていますが、女性のリプロダクティブ・ライツを制限する方向に進んでいる国もあります。リトアニアでは保健相が次のような発言をして、フェミニストから猛反発を受け…

COVID-19と中絶に関する海外のニュース

コロナウィルス拡大に際してSRHRを守るために コロナウィルス拡大の今、イギリスでは世界に先駆けてテレメディシンによる自己中絶を解禁しました。 Revised Telemedicine for Medical Abortion During COVID-19Center for Reproductive Rightsの発行するニュ…

ミソプロストールの自己投与による中絶:女性たちのためのガイド

International Women's Health Coalitionの情報 https://iwhc.org/resources/abortion-self-administered-misoprostol-guide-women/ より一部翻訳ミソプロストールは、いわゆる「中絶薬」(ミフェプリストンとミソプロストールのセット=「ミフェ・ミソ」)…

ミフェプリストン未認可の国

Gynuityの地図より この地図は、ミフェプリストンの認可年によって塗り分けられています。東南アジアで未認可な国々は、バングラデシュ、ブータン、ミャンマー、インドネシアなど、東アジアでは北朝鮮、韓国、日本が未認可です。Map of Mifepristone Approva…

中絶と避妊が不可欠な医療である理由

アムネスティ・インターナショナルの記事から 以下の記事から抜粋で訳します。 Why abortion and contraception are essential healthcare 世界では妊娠4件につき1件が中絶に終わるが、中絶を禁止する法のために危険な中絶に至り、命を失う人が年間22,000人…

FIGO(国際産婦人科学会)のミソプロストール単独使用の処方

英文情報です MISOPROSTOL-ONLY RECOMMENDED REGIMENS 2017FIGO’s updated recommendations for misoprostol used alone in gynecology and obstetrics

2019年6月の第21版WHO必須医薬品リスト

中絶薬「ミフェプリストンとミソプロストール」はコアリストに World Health Organization: Model List of Essential Medicines 21st List 2019WHOの定義によれば、「必須医薬品」とは「人々の優先的な医療ニーズを満たすもの」である。必須医薬品の選定基準…

パンデミックの力で長年懸案だった英中絶法改革が動いた

イギリスの英断の裏 Prospectに掲載された記事。 How the pandemic forced long-overdue abortion law reform by Phoebe Arslanagic-Wakefield / April 22, 2020 今回のコロナ禍で、イギリスが非常に素早く中絶薬のオンライン診療、自宅送付、女性の自己服薬…

テレメディシン(遠隔医療)で中絶薬を手に入れる

中絶は不可欠な医療 トランプ政権による反中絶政策とコロナウィルス感染爆発が重なって、中絶へのアクセスがますます狭まっているアメリカでtele-medicineまたはtele-health(遠隔医療)への期待が高まっています。3月26日付のMs.誌にTelemedicine Abortion:…

2020年現在中絶薬ミフェプリストンは74か国で認可(11/25現在)

gynuityの中絶薬ミフェプリストンの認可国 List of Mifepristone Approvals - Gynuity Health Projects 2020年の最新版は開いたページの"English PDF: Biblio ref lst mife en"をクリックしてください。2020年にボリビアが加わって全76か国がミフェプリスト…

Planned Parenthood Is Expanding Telehealth to All 50 States Amid the Coronavirus Pandemic

TIME誌 2020年4月14日 家族計画協会が中絶薬のテレメディシンを全米50州に拡大することを報じた記事です。time.com

英:コロナウィルス流行中の中絶薬オンライン処方を許可

北アイルランドでは中絶脱犯罪化 イギリスでは、コロナウィルス感染が続くあいだと限定しながら、妊娠10週まで電話やインターネットを通じた診療を受けて自宅で中絶薬を服用することに許可が下りました。Coronavirus: Home abortions approved during outbre…

妊娠早期にアボーション・ピルを用いる限り自宅中絶も医療機関での中絶も違いはない

最新のコクラン・レビューが明らかに 2020年3月9日のコクラン・レビューで、妊娠9週までの自己管理中絶(自宅で薬を服用する方法)と医療機関で投与した場合の比較で、成功率も合併症率も違いが見られないことが明らかにされました。 Self‐administered vers…

BMJ Editorial: WHO essential medicines for reproductive health

Mifepriston&MisoprostolがEssential Drug Core Listに BMJ Global HealthのVolume 4, Issue 6に掲載された記事です。ミフェプリストン&ミソプロストールがWHOの必須医薬品コアリストに入ったことなどが開設されています。こちらにリンクを貼っておきます。

ミソプロストール単独処方推奨方法 FIGO(国際産婦人科連盟)

MISOPROSTOL-ONLY RECOMMENDED REGIMENS 2017 ”gynuityの報告によると、FIGOがミソプロストールの単独処方の推奨方法を発表しました。MISOPROSTOL-ONLY RECOMMENDED REGIMENS 2017

*中絶と不妊のリスク下記の記事を見つけました。子宮拡張搔爬術という外科的手術が次の妊娠を危うくするリスク要因なのだから,中絶薬(人工流産薬)を使えば後に不妊しやすくなるという心配は消えます。この事実を多くの人に知ってもらうことで,女性自身…

個人輸入される経口妊娠中絶薬(いわゆる経口中絶薬)について

厚生労働省のこの「2004年10月」付「報道発表資料」の内容が,何のコメントもなく書き換えられてしまうようなので,とりあえず今日付けの内容をピン止めしておく。 2004年10月 <報道発表資料 トピックス平成16年10月25日 厚生労働省医薬食品局 監視指…