リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

超音波検査(エコー検査)はどうやってやるの?経膣プローブって?/妊娠初期の超音波検査

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超音波検査(エコー検査)はどうやってやるの?経膣プローブって?

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監修 井上裕子先生 井上レディースクリニック 理事長・院長

経膣法
経膣プローブという棒状の超音波発信装置を膣の中に挿入して検査する方法。
妊娠11-12週ごろまではこの方法が使われるため、主に初診時の超音波検査で行われます。

経腹法
妊娠中期から行われる超音波検査は、おなかの外からプローブをあてる方法。
超音波の通りをよくするためのゼリーをおなかに塗って、プローブを徐々に滑らせるようにあてるだけで痛みはありません。
ゼリーはもちろん無害で、検査後におしぼりなどで拭くだけできれいに取れます。

最近は乳がん検査などでも似た方法が使われています。

妊娠初期の超音波検査

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監修 篠塚憲男(しのづかのりお)先生 胎児医学研究所代表

経腟超音波は、もともとは日本の産婦人科医が最初に研究・開発を始めた方法です。日本では早い時期に広く普及したため、初診はこの経腟超音波で行われることが一般的になっています。日本の妊婦は、世界中のどこの国の妊婦よりも早い時期に超音波検査を受け、胎児と対面することができます。またこれによって、妊娠週数が正確にわかるので、分娩予定日も正確に知ることができます。

日本で開発されたとは!

胎嚢(胎芽が入っている袋)が最初に見えます。胎嚢は、受精卵が子宮内膜に着床するとできてくる袋で、超音波検査では妊娠4〜5週から見えるようになります。月経周期がキッチリ28日の規則的な人なら、「あれ、生理が遅れている?」と気づいたころです。胎嚢の中の胎芽が見えるようになるのは、妊娠5〜6週から。胎嚢の存在が確認できると、物理的な「妊娠の成立」で、それが子宮の中にあれば、「正常妊娠」とされ、子宮外妊娠の心配はほぼなくなります。胎嚢は妊娠週数が進むにしたがって大きくなるので、その大きさを測って(GSと表記)妊娠週数を測定することもできます。

ただし、中絶を選んだ人の中にはエコー写真/動画を見せられてしまったために苦しみが増したという人もいます。中絶を選んだ人に対して懲罰的な態度で(「こうやって生きているものをあなたは殺すんだ」と思い知らせるために)見せる医師もいると聞いています。便利な器具のようですが諸刃の刃であることを忘れてはなりません。