女性たちの権利を侵害し、その健康を危険にさらしている 人権高等弁務官事務局(OHCHR)は5月27日に、女性と少女に対する暴力撲滅ワーキンググループが「リプロダクティブ・ヘルスケアはエッセンシャルな医療であり、危機のさなかでも提供されねばならない」…
規制の厳しい州では中絶を受ける手段が皆無に More Patients Seek Abortion Pills Online During Pandemic, But Face Restrictions
FIGO Statement on March 30, 2020 Abortion Access and Safety with COVID-19以下、抜粋で粗訳します。 テレメディシンは、妊娠初期にクリニックに足を運ぶことなく中絶をするための安全でプライバシーの守られた方法であり、自宅隔離をしている人や、遠隔…
産婦人科医の問題意識から始まった画期的なBCOG報告書 2020年4月22日のブログの続きです。2019年11月29日のBCOGのウェブサイトで『ベター・フォー・ウィミン』の報告書発行が報告されています。冒頭には、この調査プロジェクトを実行するにあたった産婦人科…
WORLDCRUNCHの5月13日の記事より 概要を訳してみます。 たとえ最良の状況下でさえ感情的にも政治的にも負荷がかかり待ったのきかない中絶は、パンデミック下でアクセスが難しくなっており、女性たちの権利を守るために緊急命令や規制緩和で対応する国々も出…
新型コロナ禍におけるアメリカの中絶状況 The New York Timesでは、中絶の権利アドボカシー・グループ「PLAN C」や「Aid Access」の「中絶送付」活動や、FDA(米食品医薬品局)が医薬品に課しているREMS(リスク評価・緩和戦略)がアクセスの妨げになってい…
*新型コロナ禍であらわになったリプロに対する政府の態度個人の自己決定権を保障し、出産にまつわるケアの提供も、避妊や中絶にまつわるケアの提供も保障していくことは、リプロダクティブ・ヘルス&ライツの基本中の基本である。COVID-19下で日本政府は「…
International Campaign for Women's Right to Safe Abortionより Feature: Russian abortion services等が載っているページです。テレメディシンで中絶薬を送付することが認められていないロシアですが、中絶は緊急医療であるとの判断で新型コロナ禍の今で…
medical.nikkeibp.co.jp
昨日の番組で話題にあがった今後の行動の方向性 ・新型コロナウィルス禍の今こそ女性の避妊、中絶へのアクセス改善を求めていこう・中絶に関して女性自身が声を上げて行こう・アフターピルのオンライン処方が可能になったことを広く情報共有していこう・「エ…
スティグマより健康を 昨日のプログラムの最後に言ったこと3つ: 1. 中絶問題は性差別と性暴力の文脈で考えていくべき。 2. 中絶薬の導入で中絶観そのものが変わる。 3. 女性の健康と権利を保障しない国は亡びる。 そして時間がなくて十分に話せなかった…
スウェーデンの中絶事情 福田和子さんから教えていただいた情報。原語はスウェーデン語だったので、Google翻訳で英語にしてみました。アルバニア、ドイツ、アイルランド、イギリス、スウェーデンでは、中絶薬を遠隔処方してもらえるようになっているそうです…
国際人口基金(UNFPA)が予測 2020年4月28日の国際人口基金日本事務所のプレスリリース(日本語版)によると: UNFPAの主な予測 ●ロックダウンが6か月間続き保健サービスに関する深刻な崩壊が起きた場合、114の低中所得国で4,700万人もの女性が近代的な避妊…
女性の権利を制限する動きも COVID-19流行下で、女性の権利を守る国についてよくお知らせしていますが、女性のリプロダクティブ・ライツを制限する方向に進んでいる国もあります。リトアニアでは保健相が次のような発言をして、フェミニストから猛反発を受け…
コロナウィルス拡大に際してSRHRを守るために コロナウィルス拡大の今、イギリスでは世界に先駆けてテレメディシンによる自己中絶を解禁しました。 Revised Telemedicine for Medical Abortion During COVID-19Center for Reproductive Rightsの発行するニュ…
UN Women日本事務所に翻訳が載っていました。必読です。 女性と女児に対する暴力:影のパンデミック(世界的大流行) - 仮訳 プムズィレ・ムランボ=ヌクカUN Women(国連女性機関)事務局長声明日付: 2020年4月7日 女性と女児に対する暴力:影のパンデミック(世…
性と健康を考える女性専門家の会より 緊急避妊についてのお知らせ新型コロナウイルス感染症対策として、緊急事態宣言が出され、不要不急の外出を控えることが求められています。 この事態を受けて、遠隔診療(いわゆるオンライン診療)の条件が緩和され、初診…
アムネスティ・インターナショナルの記事から 以下の記事から抜粋で訳します。 Why abortion and contraception are essential healthcare 世界では妊娠4件につき1件が中絶に終わるが、中絶を禁止する法のために危険な中絶に至り、命を失う人が年間22,000人…
Protecting sexual and reproductive health and rights, and promoting gender equality Publication Date: March 2020 Author: UNFPA国際連合人口基金(UNFPA)による新型コロナ・パンデミックが広まる現在の『リプロダクティブ・ヘルス&ライツの保護とジ…
WHOのパンデミック対応に関する声明 WHOはCOVID-19をパンデミックと呼び、「すべての国家は健康を守り、経済社会的な破壊を最小に食い止め、人権を尊重することのバランスを取るべく努力すべし」と呼びかけている。「人権はCOVID-19への対応の鍵」とするこの…
イギリスの英断の裏 Prospectに掲載された記事。 How the pandemic forced long-overdue abortion law reform by Phoebe Arslanagic-Wakefield / April 22, 2020 今回のコロナ禍で、イギリスが非常に素早く中絶薬のオンライン診療、自宅送付、女性の自己服薬…
medical.jiji.com
TIME誌 2020年4月14日 家族計画協会が中絶薬のテレメディシンを全米50州に拡大することを報じた記事です。time.com
生理用品の代金も対象に追加 ここ数年、「女性だけが必要とする生理用品に消費税をかけることは性差別である」という意識が欧米で広まりつつあり、「生理貧困」や「タンポン税」の問題として取り上げられるようになっています。コロナ禍に面して、ついにアメ…
Sexual and Reproductive Health Matters主催の「SRHRに対してCOVID-19がもつ意味」 www.srhm.org
2020年3月18日アメリカの産婦人科関連団体(ACOG他) 感染爆発に備えて「中絶へのアクセス」について共同声明 「中絶は包括的な健康管理に欠かせないものである。数週間、場合によっては数日間遅れただけでも、リスクが増したり、中絶を受けられなくなったり…